抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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市販の各種でんぶんを原料とし,濃度45.5%でのり化温度を変えた生地(もち状)を膨化処理した.穀類でんぷんでは,コムギ,トウモロコシ,米,モチトウモロコシの順に膨化倍数が大になるが,いずれも5以下で,コムギとトウモロコシは特に低く,2程度である.地下でんぷんでは,サツマイモ,サゴ,タピオカ,ジャガイモの順に大で,ジャガイモは特に大きく,8に達する.この順位は,プラストグラムよりもアミログラムの順位と一致する.生地調整の温度と膨化倍数の関係では,ジャガイモでんぷんでは,70°Cと95°Cの2か所に膨化倍数の極大がみられたが,他は極大が1か所で,90~100°Cである.しかし,ジャガイモでんぷんの70°Cでの生地を膨化したものは膨化の様子が異なる.膨化には,でんぷんの膨潤と,溶出した内容物による粒子間充てん物の濃度が重要と思われる:参4