文献
J-GLOBAL ID:201602017238182171   整理番号:72A0407836

プラストグラフによる高濃度でんぶん乳ののり化性測定 V でんぶんの膨化

著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 100-105  発行年: 1972年 
JST資料番号: F0614A  ISSN: 0021-5406  CODEN: DPNKAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
市販の各種でんぶんを原料とし,濃度45.5%でのり化温度を変えた生地(もち状)を膨化処理した.穀類でんぷんでは,コムギ,トウモロコシ,米,モチトウモロコシの順に膨化倍数が大になるが,いずれも5以下で,コムギとトウモロコシは特に低く,2程度である.地下でんぷんでは,サツマイモ,サゴ,タピオカ,ジャガイモの順に大で,ジャガイモは特に大きく,8に達する.この順位は,プラストグラムよりもアミログラムの順位と一致する.生地調整の温度と膨化倍数の関係では,ジャガイモでんぷんでは,70°Cと95°Cの2か所に膨化倍数の極大がみられたが,他は極大が1か所で,90~100°Cである.しかし,ジャガイモでんぷんの70°Cでの生地を膨化したものは膨化の様子が異なる.膨化には,でんぷんの膨潤と,溶出した内容物による粒子間充てん物の濃度が重要と思われる:参4

前のページに戻る