抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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通電切削は最も新しい加工法で,工作物と工具との間に低電圧の大電流を流し瞬時に工作物を加熱し,切削を容易にするものである.本実験では,電圧を0・5V~3.OV,電流を最大230Aとし種々の切込みを与え主に表面あらさについて検討を行った.高温になればバイトが軟化し工具寿命も短くなると考えられるが相対的に工作物の軟化するので,通電による工具の摩耗はあまり影響はないと考えられる.なお,電流密度2,000A/mm
2付近で最も良い仕上面となつている.