抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットに四塩化炭素を投与し12週で肝硬変を認めた。この肝硬変形成に対し胎盤しょう製剤ラエンネック(I)を同時投与し,生化学的,組織学的に検索した結果,肝実質の変性,壊死の抑制,たんぱく代謝への好影響,肝脂肪化のいちぢるしい抑制効果,線維増生の抑制を認めた。Iを後投与し,検索時期からみて肝実質への影響は明らかでなかったが,肝に増生した線維の吸収および線維増生の抑制を認めた;写図8参9