抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
3,4-メチレンジオキシ,または3,4-ジメトキシベンジルクロリドとアセタミドマロン酸ジエチルの縮合でえたジエチル(3,4-メチレンジオキシ-,3,4-ジメトキシ-ベンジル)アセタミドマロネート(I)をトルエン中五酸化りん-セライトと加熱して80%の収率で3,4-ジヒドロイソキノリン体(II)をえた.IIを塩酸でけん化脱炭酸してうる1-メチル-6,7-メチレンジオキシ(および6,7-ジメトキシ)-3,4-ジヒドロ-3-イソキノリンカルボン酸(III)をテトラクロルエタン中塩化チオニルと加熱してエステル(IV)とした後,メタノール中NaBH
4で還元して1-メチル-6,7-メチレンジオキシ(またはジメトキシ)-1,2,3,4-テトラヒドロ-3-イソキノリンメタノール(V)をえた.Vはまた,Iをけん化脱炭酸した後エステル化し,LiAlH
4で還元,これをオキシ塩化りんで閉還してえられる3-クロロメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン体をNaBH
4で還元してもえられる.またVをぎ酸-ホルマリンでメチル化するか,IVのメチルよう化物をNaBH
4で還元してN-メチル体と〓し,その各種アシル化体(A:a-e)を合成した.