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J-GLOBAL ID:201602017286198810   整理番号:64A0269783

高周波焼入れした機械部品の残留応力

著者 (2件):
資料名:
巻: 35  号: 218  ページ: 1135-1141  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0227A  CODEN: NKGRA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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機械部品の強さ,特に動的強さ増加策として,高周波焼入れの有効なことが明らかとなり,現在自動車,建設機械,鉄道車両など各方面で利用されている.適用するに当って,いちばん問題となり,また重要な要素となるのは.熱処理によって発生する残留応力である.小形試験品についての測定結果はあるが,実物についての結果はあまりない.今回,実物すなわち高周波焼入れを施した電気機関車用車軸,クランク軸,電車用ピニオン,振動コンベア用板ばねの4種につき抵抗線ひずみ計を利用測定,計算を行なった.その結果,(1)対象に高周波焼入れを施した場合,硬化層表面には圧縮応力が残留する.(2)定置焼入れ,移動焼入れともに,硬化層表面に圧縮応力が残留する.(3)焼入れ境界部は多少硬化部より低いが,圧縮応力が残留していた.
引用文献 (5件):
  • (1) 中村,高周波焼入と疲労強度,(昭38),日刊工業新聞社.
  • (2) 保延・ほか,日立評論,42-12(昭35-12),40.
  • (3) 菅野,機械学会論文集,13-43(昭22-1),1.
  • (4) 応力測定技術研究会編,応力測定法,(昭30),朝倉書店.
  • (5) H. Nakamura & H. Takahashi, Proc. 6th Japan Congr. Test. Mater., (1963), 1.
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