抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高分解能のGe(Li)ならびにSi(Li)のX線検出器(各々6.4keVでFWHMが 404ならびに290eV)を用いて
170Tm,
171Tmの崩壊に伴うガンマ線,X線の単独,ならびに同時計数スペクトルを測定した。K
a1,K
a2X線との同時計数によるL
α,L
β,L
rX線放出の測定を行い。L
2L
3副殻X線収量(ω
2,ω
3),L
2-L
3X Coster-Kronig遷移確率(f
23),LX線の相対比(s
2.s
3)を求めた。結果はω
2=0.182±0,011,w
3=0.183±0.011,f
23=0.170±0.009.S
2=0.192±0.010,S
3=0.165±0.009であった。
170YBの84.3keVE2遷移のK変換係数はKX線とガンマ遷移との強度化より7.45±0.36,E2/M1混合比に換算すると0.34となる.
170Erの基底,78.6keV準位への軌道電子捕獲分岐比はおのおの0.04,0.10%である