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J-GLOBAL ID：201602017383074123   整理番号：69A0338041

コンクリートの内部湿度と変形

著者 (1件)： 椎名国雄 (東海大(工))
資料名： コンクリートジャーナル  (コンクリート工学)
巻： 7  号： 6  ページ： 1-11  発行年： 1969年 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0023-3544  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 部材の表面と内部との含水差に起因する表面的なひびわれを研究した.含水分測定に電気抵抗式湿度計を使い,含水分布を湿度分布として求め,湿気拡散方程式を類似の熱拡散方程式から仮定した.そして温度伝導率に相当する湿気拡散率に既往のデータを使い,計算により内部湿度分布を求めて測定値と比較した.さらにコンクリートの内部湿度と長さ変化の関係を測定した湿度分布に当てはめ,水分こう配に起因する乾燥ひずみ力および変形の推定を試みた:参9

引用文献 (9件)：

• 1) 西岡栄香・原田 有 : コンクリートの透湿率および湿気拡散率について, セメント技術年報 (昭和36年)
• 2) Carl A. Menzel : “A Method for Determing the Moisture Condition of Hardened Concrete in Terms of Relative Humidity”, Proceedings American Society for Testing Materials. 55 (1955)
• 3) G.E. Monfore : “A Small Probe-Type Gage for Measuring Relative Humidity”, Journal of the PCA Research and Developement Laboratories (May 1963)
• 4) 宮野秋彦・萱野安正 : 「構造体内の温湿度分布とその変動について (第3報) 」, 日本建築学会論文報告集第76号 (昭和37年)
• 5) 長滝重義 : コンクリート, 特に舗装用コンクリートの乾燥収縮に関する研究, 東京大学土木工学科学位論文 (昭和40年)

タイトルに関連する用語 (2件)： コンクリート ,  湿度