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J-GLOBAL ID:201602017440885940   整理番号:64A0263699

錠剤の崩壊(I)錠剤崩壊時の浸透速度の影響

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資料名:
巻: 11  号: 11  ページ: 1389-1398  発行年: 1963年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アスピリン,PAS-CaおよびMgOの粉体を用い,粘度,表面張力,接触角および平均毛管径を測定して崩壊におよぼすそれらの効果を検討.溶液粘度の高い場合は浸透速度は減少し崩壊も悪くなる.また胃液の粘度を測定し,人体の胃腸系路における崩壊の状態をX線を用いて観察,錠剤の崩壊は胃液の粘度により左右されることを確認.界面活性剤溶液と粉体層との浸透速度および界面活性剤でコーティングした粉体と純水との浸透速度を比較測定した結果,崩壊に対する界面活性剤の影響は一般に考えられているほど大きくはなかった.錠剤中の平均開口毛管径は空気透過法により測定.径は加圧力が大きくなると減少し,崩壊剤(甘しよでんぷん)の大量添加により増大する.錠剤の毛管中への浸透に対して速度式が理論的に適用可能かを論議し,Washburnの浸透速度式が適用され得ることを確認.
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