抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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有限フェルミ系の理論を用いて対相互作用以外の核子間の強い相互作用の隅核及び奇核の慣性能率に与える影響を調べた。相互作用の影響による慣性能率の補正値は半古典的近似を用いて計算した。偶核と奇核の慣性能率の差も同じ近似の下に導出した。その結果,変形の大きな核(β〓A
-1/3)ではこの補正値は非常に小さいことが示され,対相互作用のみで十分であることが理解される。ただし,変形の小さな奇核の場合(β≪A
-1/3)には,この相互作用は大きな影響を与え,これを入れることによって慣性能率の式のβ→0における特異性を除くことができる;参8