抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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先に著者らはNBS所有の二台の質量分析計(NBS-1およびNBS-2)による
14Cの半減期の測定結果について報告したが,質量存在比についての二台の測定結果に1.6%差が認められていた.今日あらたに三台目の装置(NBS-8)が設置されたので,この装置とNBS-2とにより炭素の質量存在比を測定したところ全く同じ測定値が得られ.しかしNBS-1による測定結果が誤りによるものであるという確証もないので,先報における結果は,NBS-2によって得られた結果に2倍のウェイトをかけて平均をとるのが妥当であるという結論に達した.したがって,すでに発表した
14Cの半減期5760±50年は5745±50年に訂正すべきである.また,前報のデータをとり入れただ
14C の半減期についての勧告などもそれに従って,訂正されるべきである.そのほか,質量分析に際しての同位体効果の有無について実験を行った結果,この効果は少なことが判明した;表1参5(河田 燕)