抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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素材としてはC3.71,Si1.84,Mn0.5,P0.13,S0.03,Cu0.02の含有%を組成とする砂鉄銑に軟鋼を配合しまたMn%0.5がになるようにFe-Mnを配合して8kgずつ黒鉛るつぼに入れてクリプトル電気炉で融解し砂型にて棒状に鋳込んだ.目標炭素当量は3.3,3.5,3.7,3.9の4種を選んだ.更にこの素材鋳鉄を融解接種するために350gずっ1番るつぼに入れクリプトルで融解し1500°Cで炉内接種後直ちに石英管で撹伴し1400°Cで乾燥砂型に鋳込んだ.寸法は25mmφ×100mmlである.接種量は各系列(SiC,Ca-Si,Fe-Si)とも0,0.15,0.3,0.5,0.7,0.9%の6種で行なった.その結果C.Eおよび接種量の増加と共に黒鉛面積率は大きいがFe-Siが最も高い値を示す.SiCが黒鉛化最も弱くこれにAlを混入したものはやや高くなる.また一般にC.Eおよび接種量が増すと共晶セルも多くなるがC.E3.9では低下する.効果としてはSiC,SiC-Al,Fe-Siの順に共晶セルを多くしている.黒鉛組織改良の効果も同様である.