抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ニワドリ胎児卵黄のうから得たたんぱく質画分中に存在するホスホセリン-ホスホリアーゼはβ-脱離によるホスホセリンの脱りん酸反応を触媒.この酵素は,H
2SまたはSO
32-の存在ではβ-置換反応を行ない,ホスホセリンのりん酸基を置換してそれぞれシステインまたはシスティン酸を生成.β-置換が起る条件では,β位のりん酸基またはH
2S基が脱離する速度が促進される.このような事実に説明を与え,かつβ-脱離とβ-置換とを互に独立の反応とすべきピリドキサルりん酸の関与の模式について考察.