抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高純度テルル中のニッケルを吸光光度法により定量した.試料を硝酸に溶解し,大部分のテルルを除去した後,ジメチルグリオキシムークロロホルムでニッケルを予備抽出し,テルル,コバルトなどより分離する.ニッケルを稀塩酸で逆抽出しこの溶液をpH6.0に調節し,ピロリン酸ナトリウムおよびチオ硫酸ナトリウムを加え,鉄,銅などを隠ぺいした後,1-(2-ピリジルアゾ)2-ナフトールと反応させクロロホルムでニッケルを抽出,570mμにおける吸光度を測定してニッケルを定量する.本法によれば鉄,銅,亜鉛,コバルト,鉛,銀,カドミウムなど妨害はとならず,ニッケルの定量下限は約0.05ppmである.