文献
J-GLOBAL ID:201602017512571589   整理番号:66A0286371

放射性ストロンチウムの体外排除に関する実験的研究(続報)後期治療効果について

著者 (3件):
資料名:
巻: 1964  号:ページ: 554-556  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0880A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マウスにあらかじめ85Srあるいは90Srを皮下注射し,7日後から3日間,各種薬物を投与して,Sr骨沈着におよぼす影響をしらべ次の結果な得た。(1)キレート剤のうちSr排除効果のみられたものは,BADEとSrCl2あるいはMgCl2を併用した場合である。EDTA,DTPA,BADE単独,あるいは前二者とSrCl2,MgCl2併用した場合は有意な変化がみられなかった。またくえん酸Na単独,あるいはCaCl2,SrCl2,MgCl2,酢酸鉛との併用や,テトラサイクリン,アスパラギン酸MgKなどのキレート剤でも有意な変化はおこらなかった。ヘキサメタリン酸NaはSrの骨沈着を有意に増加させた。(2)塩類のうちSr排除効果の認められたものは,MgCl2とNH4Clのある量を与えた場合であり,量を多くするとかえって効果がなくなる。MgSO4,CaCl2グルコン酸Caポリりん酸Naでは有意の変化がなかった。(3)ホルモンのうちでSr排除効果のあるものはみつからなかった。すなわちグルココルチコイド甲状腺ホルモン,抗甲状腺剤,上皮小体エキス単独および各種キレート剤との併用,長ホルモン投与はいずれも有意な変化を与えなかった。(4)飲料水として与えた1%溶液のMgCl2,NH4Cl,ポリりん酸Na,くえん酸鉄アンモイ,イオン交換体などは,いずれもSr骨沈着を減少せしめなかった。以上の如く,Sr排除には薬物を早期に与えないと効果がないことが,明らかになった;表4参7
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る