抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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胎児の支持組織,内臓器官などの逐月の重量,水分量,脂質量,脂酸量などを測定し,その比率を求め次の結果を得た.重量比(体重に対する)は支持組織は在胎早期は低く末期には旺盛に発育する.水分含有率は支持組織は在胎7か月頃より急減する.特に皮膚,皮下組織は著しい.脂質含有率は在胎早期には低値で末期に急増する.脂質構成については支持組織は在胎末期になって急速に蓄積される脂質はトリグリセリドが主である.胎児各組織,臓器の脂酸含有率は月数とともに増加し,脂質の増加傾向より急激であった.脂酸構成は支持組織ではその含有率はパルミチン酸,パルミトレイン酸,オレイン酸が多い.逐月推移としては支持組織,内臓器官とも同様,発育するにしたがい炭素数の少ない短脂酸の増加する傾向にあり成人とは異なった形を示した:参40