抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高マンガン鋼の鋳鋼機についてSi含有量を0.3~1.0%の範囲で変化させた場合における鋳込温度の結晶粒度、機械的性質および熱間き裂におよぼす影響について研究を行なった結果高マンガン鋳鋼にわいてはSi含有量は機械的性質には極く僅か低下させる傾向があるが,あまり大きな変化はなく,湯流れ性,溶接性には相当影響があることがわかった.また鋳込温度の高低はSi含有量に関係なく結晶粒度,機械的性質に大きな差異を生ずるので,優れた機械的性質を得るためには,鋳込温度は製品の形状,寸法の許せる範囲内でできるだけ低目がよいと考えられると結論している.