抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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騒音がトラッキング動作,脳波及びGSRに及ぼす影響について調べ,臨界音圧について検討した。騒音は70,80,90dBの白色定常音を40分負荷した。トラッキング動作の誤差率からみて,70dBで40分後に-5.3%の低下がみられた。80dBでは,負荷後10分までは一たん機能が高進し,漸次低下した。90dBでは,露呈時間に伴って低下し,40分後で-15%の値を得た。脳波やGSRは,全ての条件において,負荷後10数分までは著明な反応を示すが,それ以降は回復的経過を示した。負荷後10分間においてのα波ブロック時間,α波平均振幅,GSR潜時及びGSR持続時間が,音圧別による影響をみるには有効な指標であった。トラッキング動作,脳波及びGSRからみて85dBに一つの臨界を認めることができた;写図5表2参10