抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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DNAの粘度に及ぼす陽イオンの影響を研究,一価陽イオン(Li
+,Na
+,K
+)の塩溶液におけるDNAの固有粘度は,イオン強度の増加と共に減少し,各陽イオンに固有な値に達する。低イオン濃度では陽イオンの種類に依らないが高濃度では,K
+>Na
+>Li
+の順Hugginsの定数は,約0.1~2.0M間に最大値を持つ濃度変化をする。Mg
++の影響は,一価陽イオンに比に非常に大きく,0.1Mで突然,複屈折を示す繊維を生成し,さらに加えると,高粘性ゲルを生ずる塩基性たんぱく質,ポリペプチド,ポリアミンなどで汚染させるとこれらの換算粘度の濃度依存性は消失