抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
甘味を認識できないヒトを2.000人中から2人見つけ,甘味盲症と名付けた。2人は先天性特発性低副甲状せん機能症であったが,カルシウム代謝とは直接関係なく劣性遺伝による欠陥と考えられる。食塩による塩味,砂糖の甘味,塩酸による酸味,尿素の苦味の4種の味に対する分別いきは正常であったが,甘味に対する認識しきい値は低く甘味と感じなかった。フルクトース,スクロースは酸味に,グルコース,ガラクトースは苦味に,キシロースは塩味にそれぞれ感じられた。この現象を分子的立場から甘味と感じさせる物質と受容体の強酸と強塩基機能との距離的関係から議論;表1参9