抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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医療用放射線によって,日本人は各種の被ばくをしているが,本諭文は1969年の一年間にX線診断によって被ばくした生殖せんの線量から,将来生まれてくる子孫に対する負担の目安となる「遺伝有意線量」を推定した。方法は全国の診療施設を大,中,小の3種に別け,それぞれ無作為に抽出した合計1000施設の1か月間の調査を元にして一年間の日本全体の受けた件数は,直接撮影で1.8×10
8枚,間接撮影で6.6×10
7枚透視件数2.0×10
7,であり,それによる「遺伝有意線量」への寄与はそれぞれ15.2,0.83,10.4mrad per person peryea,合計26,5mrad per person per yearとなった