抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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標記化合物(10275-S)の注射液に用いられる各種溶媒,溶解補助剤,防腐剤が,その安定性に及ぼす影響をみた.その結果,10275-Sの安定性は溶剤中の過酸化物により影響を受けるため,油性溶剤として新鮮で過酸化物を少なく含むものを使用する必要があり,ごま油は日光により影響されることもなく,良好な溶解剤と思われる.また,防腐剤,フェノール類,アルコール類の存在によってもその安定性は低下した.ほとんど過酸化物を含まないごま油に10275-Sを溶解し,5%ベンジルアルコール含有の本剤アンプル(窒素ガス含封)の1年後の安定性は100%近くほとんど変化しないと考えられる:参5