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J-GLOBAL ID:201602017682791419   整理番号:65A0236475

MURA 50MeV電子加速器の磁場測定装置と測定手順 VII

Equipment and procedures used in magnetic field measure ments on the MURA MeV electron accelerator.
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 1437-1444  発行年: 1964年 
JST資料番号: D0517A  ISSN: 0034-6748  CODEN: RSINAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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MURA 50MeV FFAG加速器の磁場補正やアラインメントには困難な問題があって,その一つとして磁場強度範囲の広いことや高い精度が要求されていることが挙げられる.ここでは加速器の磁場測定装置と測定手順・方法について報告しているが,その主なるものは磁場中心面における磁場こう配指数,縦方向,半径方向および方位角方向の磁場成分測定で,非均一磁場において20から5000Gにわたって0.1%の精度で測定したと述べている.初期に用いられた測定装置と方法は同一軸上に回転する3つのコイル群とヘリポットおよびフラックス・メータからなる系でメータの振れが零になるポテンショメータの読みが磁場こう配指数に比例する関係を利用している.また磁束密度は中央のコイルを用い他端の較正磁場内で回転するコイルからの出力との比較から求める方法を用いている.加速器の最初の運転がなされ後さらに精度の高い磁場補正が必要になり,したがって高速,高精度の測定装置が要求され次に述べる測定系が開発された.それは1つの測定コイルと駆動用高精度70c/s発振・増幅器付電源と同期モータ,信号増幅器,A.C-D.C変換回路,A-D変換器とIBM-026カード・パンチ系からなり,コイルはLaslettの式に基づいて設計したもの,そのサイズ,巻数など述べている.出力信号は35c/s正弦波で1.5V/5KGであり,それに続く変換回路,カード・パンチに至る経路を詳しく記述している.絶対測定はH電磁石と核磁気共鳴フラックス・メータで較正し,0.1%以下の誤差で測定している.さらにコイルの支持,位置出しの機械的構造,半径方向などの磁場成分測定時に問題になる諸点をいかに克服したか,その方法と精度,装置系の信頼度などを報告している;図10参7(河原崎 雄紀)
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