抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Cooperは粒子間の相互作用ポテンシャルが負の縮退した理想フェルミ気体に対して理論を展開し安定な束縛状態の存在を示したが不完全フェルミ気体についても次のことが暗示される。I)基底状態は摂動論では求められない。II)基底状態においても運動量分布には不連続が生じない。III)N粒子系の基底状態はN/2対の束縛状態で近似される。ここではI)とII)が任意の相互作用をするフェルミ気体に対して成立することを示す。次に連結クラスター展開の収束を簡単な例で論じた。有限の収束半径を持つことを示した:多体問題に開する国際会議での報告(1960年6月13~18日,Utrecht(オランダ)で開催)