抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1898年から1920年代初頭までの米国瀝青炭鉱業の労働協約を分析して、製品あるいは原材料市場の拡大に由来する標準賃率の変化、すなわち(1)標準賃率適用の範囲、(2)標準賃率の最低賃率としての意義、(3)標準賃率の生計費の関係を明らかにし、ウェッブの標準賃率の理論的展開をはかろうとする論文である。64年社会政策学会における報告「産業別賃金交渉の構造」に加筆したもので、本号には石炭鉱業における標準賃率の構造のうち、基点統一手掘賃率、薄層割増賃率機械採炭賃率までが収められているが、労働協約の経済学的考察として、注目すべき論文といえよう;表6 参56