抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ホルムアルドキシムはアンモニアアルカリ性でMn,Feとそれぞれ420~430mμ,520~530mμに吸収極大をもつ錯塩をつくるが,EDTAと1-アスコルビン酸などの還元剤を加えると鉄錯塩は分解して脱色する.そこでMn,Feが同-濃度でほぼ同じ吸光度を示す470mμにおける吸光度をはかってMnとFeとの合量を,また鉄錯塩を分解したのちの吸光度を測定してMn量を,それぞれ同様の方法で作成した検量線より求める方法を確立し,水分析に応用した.Ni,Coの共存は妨害が認められた.