抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海洋の底質や底生動物に現われる汚染は,水質の汚染より汚染度は低く,範囲も狭いが,海域の自浄作用の限界以上に汚染が進んだことを示す点で,重要な意味を持つ。底質は,強熱減量,COD,硫化物,酸化還元電位差,などの測定により汚染度を類推するが,粒子組成分の複雑さ,季節的変化などにより,汚染度を正確に表示する困難さがある。底生動物には,汚染が進むと,多毛類が多く,甲殻類などが,少なくなる。また,種類数が減少し,特異な種類だけが生き残る。動物相からみた,東京,大阪,伊勢湾の汚染度区分を示す;写図4