抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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50gグルコース経口負荷試験を行なうと,急性肝炎では37.4%,慢性肝炎では39.1%,肝硬変では73.6%に耐糖能異常を認めた.その要因としてインシュリン感受性の低下に関連して末梢循環インシュリンの面より検討.同負荷試験中,血中の免疫反応性インシュリン(IRI)を測定すると,肝疾患患者ではすい臓β細胞機能低下によるインシュリン分泌減少の可能性は少なく,血中IRI反応こう進をもたらす病態を推定した.また3~6月間間隔で同様な負荷試験を行なった結果,血中IRI反応は急性肝炎で正常反応型に移行したが,肝硬変では一定の傾向を認めなかった.さらに肝硬変ではセクレチンの関与なしでも,IRI反応のこう進が判明した:参51