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J-GLOBAL ID：201602017779392241   整理番号：69A0337981

接触改質法による重質芳香族の製造 I 重質ナフサの接触改質油中の芳香族組成

著者 (2件)： 中村悦郎 (資源技試) ,  小口勝也 (資源技試)
資料名： 石油学会誌  (Journal of the Japan Petroleum Institute)
巻： 12  号： 8  ページ： 612-619  発行年： 1969年 
JST資料番号： F0042A  ISSN： 0582-4664  CODEN： SKGSAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 種々のナフサを原料とし-白金アルミナ系工業触媒を用い,反応条件を変えて接触改質を行ない,改良油中のC₆~C₁₁の芳香族成分の組成について検討した.水系と油の比10,温度450~510°C,圧力20~50atm,液空間速度1~3(1/hr)の条件で反応させ,圧力が高いと芳香族成分が減少するが,高温におけるほど芳香族が増すことが判った.原料油の沸点範囲を100~130°より100~207°Cに変えると芳香族成分は沸点範囲が広いほど多くなるが,炭素数の少ないものはむしろ沸点範囲が狭い原料を用いた場合の方が多い.原料油では北スマトラ,エハビンスカヤのものが芳香族成分が多く,中東のものではガッチサラン原油より比較的芳香族成分の多い改質油が得られる:参7

引用文献 (7件)：

• 1) Krane, H.G. et al., Fifth World Petroleum Congress, Section III Paper 4.
• 2) Wingerter, K.H., Chem. Tech., 14, 333 (1962).
• 3) Smeykal, K. et al., ibid., 14, 732 (1962).
• 4) Bohlmann, D. et al., J. Prakt. Chem., 29, 215 (1965).
• 5) Maslyanskii. G.N. et al., Neftekhimiya, 7, 392 (1967).

タイトルに関連する用語 (5件)： 改質法 ,  質 ,  芳香族 ,  改質油 ,  組成