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J-GLOBAL ID:201602017833229602   整理番号:64A0262706

前ばつ気

著者 (2件):
資料名:
巻: 354  ページ: 23-28  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0025A  ISSN: 0371-0785  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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前ばつ気そうは流入下水の嫌気化の防止,第1沈殿池の効率上昇を目的とした予備処理装置であるが,本そうに余剰活性汚泥を注入して流入下水と接触ばっ気すれば,単なる空ばっ気を行なうよりもさらに高い浄化度が期待でき,変則2段活性汚泥法とも言うことができよう.実験の結果,余剰活性汚泥を1%程度加える前ばっ気そうにおいては,ばっ気時間は20~30分が効果的であり,空気量は汚泥が下水と充分接触する程度(流入下水の0.6倍)で充分と思われ,COD除去率は活性汚泥の性状により10~30%程度であった.下水を吸着質,活性汚泥を吸着媒とすれば,吸着質が合成下水(微粒固形物を含まず完全に溶質が溶解しているもの)の場合は明らかに吸着式に乗るが,吸着質が下水の場合,特に吸着媒としての活性汚泥が1%程度のような少ない時は誤差が大きい。前ばっ気そうにおける初期浄化は厳密な意味での吸着より活性汚泥による有機性浮遊固形物の付着沈降の方が大きい.しかしこの初期浄化を“Bio-sorption”として吸着も付着凝集も包括したものとして考えれば差支えないと思う.
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