抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウマ伝染性貧血(伝貧)ウイルス(P337株)について,ウマ白血球培養累代により,その病原性を検討した.ウイルスの病原性は,18代継代ではまだウマに対する病性が強いが,31代継代では病性が減弱し,ウマ復帰試験では臨床症状で担鉄細胞はみられなかったが,接種後早期にウイルス血症がみられCF抗体および中和抗体が産生された.43代継代し限界希釈し,V-26と名付けたクローンウイルスを分離した.50代継代ウイルスによる接種試験検定では(10
6.8~10
8.2TCID
50),観察期間中なんらの臨床症状も示さず,ウイルス血症も起きず接種後60日目でもCF抗体および中和抗体も産生されず,病原性は著しく減弱された.