抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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0・4MeVまでのエネルギーのガンマ線天文学に適用する目的の検出器の原理を述べている。原理は異なった値の原子番号を持つシンチレータの応答を利用してパルス波高分布中のコンプトン部分を減少しようとするものである。すなわち大きな原子番号を持つシンチレータ(例えばNaI(TI)シンチレータ)と小さな原子番号を持つシンチレータ(例えばプラスチックシンチレータ)の出力の差をとると,パルス波高分布のコンプトン部分は減少させることができることに基づいている。2in×2inNal(T1)シンチレータおよび2in×2inプフスチックシンチレータの計数の1.8倍の差をとるとき,0.4~2MeV付近のコンプトン部分はNal(T1)検出器の場合の数%に落ちた。検出器に方向性を持たせるために,鉛円筒しゃへいでシンチレータの周囲を包み,また鉛からの2次放射線を防ぐために鉛の外側にプラスチックシンチレータをアンチコインシデンスしゃへいとした;写図7表1参13