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J-GLOBAL ID:201602017856585481   整理番号:68A0258977

海成鮮新統のたい積について

著者 (1件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 363-370  発行年: 1968年 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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中新世末~第四紀初頭の間に海水準が2000mほど上昇したという作業仮説を発展させるため,鮮新統のたい積機構およびそれに関連する鮮菊こ底の不整合について考察した。これらのたい積物は,たい積盆地で見られるようにその周縁部では基盤にabutし,さらにoverlapしている。これは海水準の絶対的な上昇にともなう海侵たい積物である。地層の形成には,基盤の沈降を主要因とするものと,海水準の上昇を主要因とするものがあり,これらは地球の歴史上地殻の沈降期と上昇期を代表する地層と考えられる;写図7参43
引用文献 (43件):
  • 秋山雅彦 (1957), 山梨県富士川上流地域の新第三系の層序と地質構造について. 地質雑, vol. 63, p. 669-683.
  • 青木 滋•柴崎達雄 (1966), 海成“沖積層”の層相と細分問題について. 四紀研, vol. 5, p. 113-120.
  • 青木直昭 (1960), 仙台地方の第三系の層序について. 地質雑, vol. 66, p. 17-26.
  • 有明海研究グループ (1965), 有明海•不知火海域の第四系. 地団研専報 11, 86p.
  • ベロウソフ, V. V. (1958), 構造地質学, vol. 2, 430p., 築地書館, 東京.
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