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J-GLOBAL ID:201602017866015870   整理番号:71A0371013

二,三のフェニル酸化窒素ラジカルのAN対AH(NH)の比について

著者 (2件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 851-852  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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モノフェニル酸化窒素ラジカル(フェニルNOR)の溶液中のESRにおいて,窒素のhf分離と窒素についているhf分離の比AN/AN(NH)がほぼ一定の値約0.77であることが報告されているが,この値の不変性をたしかめるために若干の実験を行ない,分子内水素結合(IH-結合)を持つフェニルNORが他の一定比を持つことを示した.種々の条件下でいくつかのフェニルNORに対して比を求めると0.74~0.76の範囲にあり,溶媒,置換基,立体障害の効果はすべて,1%以下の変化を与えるにすぎない.これはスピン密度の約70~80%が窒素と酸素原子上にあることによる.ラジカルがIH-結合すると比は0.71~0.68に減少し,この減少率によりフェニルNORのIH-結合生成をチエックできる:参6

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