抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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金融界はこの9月期からの銀行配当の自由化に象徴される自由競争時代に突入しようとしている。従来,預金や貸出し金利が規制され,しかも配当も一率に押えられ,各銀行間の収益力の差は表面化しなかった。中期預金の創設や預金金利の弾力化は,長期的にはコスト・アップの要因であり,一方,配当の自由化により収益力を競い合うことになれば,コスト・アップ要因のふえる中で,いかにしてコスト低下をはかるかが金融界の最大の課題となってくる。その他,合併を軸とする金融再編成の対処など,競争原理の導入は銀行界のか占化を促進してゆくことは明らかである