抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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施設設備には標準化の可能性があり,また保健障害を防ぐ放射線管理上の制限量の基準があること,および低中放射能レベル,中小規模の施設で行なわれる実験研究設備のほとんどは標準化によって経済化され,さらに実験研究の発展に伴う施設内容の変化に対応するフレキシビリティも十分に確保できること,すなわち,設計条件を構成する設備内容の3S化によって,このような経済性と自由性が得られること,の2つ仮定に基づき,低中放射能レベル,中小規模の放射化学研究所設計計画の標準化の可能性を述べた.標準化の5大条件を実験台,流し,フード,排気気流の至適速さ,室の至適大きさで定めた.実験台,流し,フードに設備モジュールを設定し,さらに建築計画上のモジュールを実験室の大きさ,配置に対応させ,その組合わせを計画の基本型とした.汚染微粒子がうまく排気気流に乗って床上に落下しないための室の長さと排気気流速度との関係をも示した.