抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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入射エネルギー120keVの重陽子を使ってd(d、n)
3He反応の中性子と
3Heとを同時計測法によって計測する。入射粒子に対して135°の方向に半導体検出器をおいて
3Heを検出し、33°6’の方向にプラスチック・シンチレータをおいて中性子を検出する。この時の中性子のエネルギーは2.826MeVである。中性子が射出される方向に、Al、C、F及びH(ポリエチレンを実際には使用した)の標的核をおいた時と何もおかない時の中性子数を計測することによって、これら標的核による中性子散乱断面積が求められる。その結果は、Alに対して2.935±0.015
b、cに対しては1.81±0.04
b、Fに対して2.60±0.02
b、Hに対しては2.37±0.02
bであって、従来測られた値と一致しているが精度は従来のものよりはるかによい;図9 表7