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J-GLOBAL ID:201602017903742710   整理番号:72A0376951

原子吸光分析法による血中鉛の分析

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資料名:
巻: 20  号:ページ: 187-191  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0799A  ISSN: 0020-3106  CODEN: KEKHA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN) 
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トリクロル酢酸(TCA)による除たんぱく法を用いての全血中鉛の原子吸光法による定量に関して,分析の諸条件の検討と東京都内の312名の警察官を対象として血中鉛の測定を試みた.血中鉛はAPDC溶液をキレート化剤として用いメチル-イソブチルケトンで抽出し原子吸光分析法によって測定した.除たんぱく法による結果と凍結乾燥した試料を硝酸溶解したものによる結果とを比較したところ両者の定量的な差はほとんどみられず,除たんぱくを行なう際鉛が共沈することはなく,TCAによる除たんぱく法は鉛の定量に適したものであることがわかった.また妨害イオンによる影響は少なく,再現性も良く,精度も比較的高かった.血中鉛量の平均値は0.2μg-Pb/ml-Blood付近で,下限値は0.06μg/mlとなった.他の方法による分析を用いることによりさらに精度の良い下限値を得られると思われる:参9
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