抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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普通の炭素鋼と合金鋼に生ずるマルテンサイトを薄膜にして透過電子顕微鏡で調べた.急冷で二種のマルテンサイトができることがわかった.高炭素鋼と20%Ni-0.8%C鋼ではマルテンサイト粒子が板状で内部に双晶があった.双晶の出現と結晶学的数値とからマルテンサイト生成に関する近代の現象学的理論の正しいことが確められた.低炭素鋼と18-8ステンレス鋼に生ずるマルテンサイトは木片状または針状で双晶を含まない.これに対し新しい生成機構を提案した.マルテンサイトの形と構造で鋼の機械的性質と初期焼もどし習性を説明し.形態変化の因子とオーステナイト安定化機構を論じた;写23図1表1参42