抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
九州の蒸発散の季節変化を大気中の水蒸気収支によって計算した。計算方法や数値解析上のエラーに関する討論は前報にて行なったが,計算には900mb面天気図を用い実測風に基づいて水蒸気輸送を分析し,水平的水蒸気発散と垂直的輸送をプロットした天気図方法と線型方法との関係を求めた。これらの方法が九州くらいのメソスケールに有効であることが従来の蒸発量計算方法と比べることによってわかった。すなわち,この研究期間中の季節変化について従来の方法と水蒸気法,熱収支法と蒸発ざらによる実測の間の対応関係によって理解される。なお計算による年蒸発散量は降水の5割,実測蒸発量の7~9割であった;写図4表1参8