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J-GLOBAL ID:201602017982950659   整理番号:64A0267996

プロトアクチニウムの分離と定量

著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 503  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0154A  ISSN: 0004-7120  CODEN: NGEGAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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照射したトリウム中に生ずる233Paの分離法と定量法を検討.化学収率は231Paをトレーサーとして求めた.プロトアクチニウムの分離法として二酸化マンガンによる共沈法,Di-isobutyl-ketoneによる溶媒抽出法,電着法などを検討し,酸濃度,ふっ素イオン濃度の影響などを研究.これらの方法を組み合せて照射したトリウム金属,酸化トリウム,硝酸トリウムから233Paを分離するつぎの様な最適法を決定した.試料を溶解し,231Paトレーサー溶液を加え,蒸発乾固,8NHCl12mlに溶解し,8NHCl-0.4NHF溶液4ml,12NHCl4mlを加え遠心分離,上澄液~20mlをDIBK20mlとふりまぜ抽出操作を行なう.逆抽出,洗浄,抽出の操作を3回繰り返した後,4NH2SO4溶液に変え,金めっきした銅板上にプロトアクチニウムを電着させた.231Paからの寄与を少なくするため2~3mg/cm2の吸収板を用いてβ線測定を行ない,233Paを定量した.また231Paのα線測定により化学収率を求め補正した.
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