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J-GLOBAL ID:201602017992275577   整理番号:64A0263821

Silicone-Coatedけい素被ふくスライド培養法における接種菌量と諸種抗結核剤の結核菌発育阻止最低濃度との関係

著者 (1件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 97-103  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0547A  CODEN: KYKKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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ジヒドロストレプトマイシン(DHSM),PAS,INH,TBI,PZA,VM,KM,CS,スルフイソキサゾール(SI),テトラサイクリン(TC)およびα-エチル-チオイソニコチンアミド(1314TH)の抗結核剤について題記方法(SSC)および常用法(液体培地に所定の菌液を滴下する方法)を用い,接種菌量別の結核菌発育阻止最低濃度(MIC)を検討.中等量の菌接種を行った場合,TBI,PZA,およびVMのSSCを用いた時のMICは常用法を用いた時よりも低い.接種菌量を増すとMICが上昇する傾向は,SSC,常用法共に認められたが,常用法において接種菌量によるMICの変動がかなり著明であるのに,SSCにおいてはその変動が予想外に少い薬剤がかなりあった.すなわちDHSM,PAS,TBI,VM,KM,SIおよび1314THなどはSSCで菌量によるMICの変動が少ない.常用法で,培養日数2週間と4週間とでMICの著明な差がみられる薬剤PAS,INHおよびTCは,SSCにおいても同様の傾向がみられ,2週判定に比べ4週判定のMICはかなり大きく上昇.

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