抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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施肥窒素の土壌中における行動をさらに明らかにするために,簡易ライシメーターを用いて,畑の裸地条件で重窒素標識硫安を施用し,窒素の有機化と再無機化について調査した.夏作期間に施用した窒素の69%が土壌から溶脱したが8%が有機化,13%がガス化により失われた.これらの窒素の減少と同時にこの減少量の絶に相当する土壌窒素の無機化の増加が認められた.土壌に対するわらおよびのこ屑の添加は,土壌中の施肥窒素の減少をさらに大きくした.土壌に固定された有機態窒素は培養試験の結果その8%再無機化されたが,わら,のこ屑を添加した場合にはそれぞれ14,15%となり,固定された窒素は,有機物添加により無機化されやすいことがわかった:参14