抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
岩石の摩擦実験で親察される付着すべり現象は,浅発地震の可能な発震機構の1つと考えられる。荷重系の剛性は付着すべりに影響を与えるので重要である。室内の岩石摩擦実験では,剛性は試験機のバネ定数に対応し,通常(0.4~4)×10
4kg/cm
3である。他方,サンアンドレアス断層の大地震について剛性を見積ると約0.3kg/cm
3になり,室内実験のそれよりはるかに小さい。金属の摩擦実験では,付着すべりは剛性が小さいほど大きいので,付着すべりは依然として地震の原因の1つとして捨てられない。剛性の小さな領域について岩石の摩擦実験が望まれる;参5