抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒトの免疫グロブリンの代謝動態を知る目的で正常人と血しょうたんぱく質代謝の上で機序の異なった各種疾患についてIgGの転換を調べた.IgGの転換の研究には血中免疫グロブリン各種(IgG,IgA,IgM)を抗体-寒天平板法で定量し
131I-IgGを用いて血中消失状態を調べた.尿中排出量もあわせて測定した.正常人ではIgG代謝値は血中濃度1302mg/dl,半減期(以下T1/2)17.1日,絶対転換値(a.t.r.)34.1mg/kg/日,血管内量46%であった,異常たんぱく血症のIgG代謝は(G-骨髄しゅ)IgG6574mg/dl,T1/26.4日,a.t.r.395.9mg/kg/日.これらのIgGは血中IgGの濃度を縦軸にT1/2あるいはa.t.rを横軸にとり各症例をプロットすると疾患別にそれぞれ固有のサークルをっくる:参40