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J-GLOBAL ID:201602018096263655   整理番号:66A0305535

各種薬物の肝,門脈循環に及ぼす影響

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資料名:
巻: 80  号:ページ: 41-54  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0683A  ISSN: 0375-9172  CODEN: TJIDAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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イヌを用いて薬物投与直後の動脈圧(I),門脈圧(II),肝静脈圧(III)の時間的変動を観察し,かつ肝血流量(IV)の変化を198Au法により測定.イヌにおける198Auの肝除去率Eは60%.アドレナリン200γ静注でI上昇および血管抵抗増加とともに,II,III上昇,IVのわずかな増加,アセチルコリン100γ静注でIの著明な下降とII,IIIの二相性上昇,IV増加を認めた.塩化ベタネコール2.5mg静注でアセチルコリンと同様の変化を示した.臭化ブチルスコポラミン20mg静注でIの下降,II,IIIの著明な下降がみられた.T1824による門脈循環時間の延長を認めIVは減少.臭化テトラエチルアンモニウム50~100mg静注でスコポラミンと同様の変化を示した.ピトレシン10単位静注でIの軽度上昇に対し,II,IIIの著明な下降がみられ,IVは軽度減少.ATP20mg静注後Iの一過性下降とII,IIIの上昇を認め,IVの一過性減少一増加の二相性変動を認めた.
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