抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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放射線防護のために使用されている,いくつかの可搬式線量計について,それらの特性を放射線防護の立場から,比較検討した.これらの測定器に要請される条件として,(1)放射線防護の立場から重要であるγ線のエネルギー範囲において,検出器の感度は,組織中のfirst collision doseに比例するものでなければならない.(2)測定誤差は25%以下でなければならないとした.実験した測定器は,4種類の空気封入電離箱,7種類の計数管式のものである.このうち.ポリスチロール製電離箱のエネルギー特性は,上記条件を,良く満足するものであったので,これを標準測定器とし,他の測定器はれと比較された.各測定器のエネルギー特性.方向依存性についてγ線エネルギー0.28~2.06MeVまでの6種類の放射線源を用いて調べた.これらの結果を図示する.一般に,電離箱式検出器は,上記の条件を満足するが,計数管式のものは,特に低エネルギー領域で,エネルギー特性が著しく悪くなる;図4表2参21(山下 幹雄)