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J-GLOBAL ID：201602018118592208   整理番号：65A0269541

洗剤溶液の疲労度(I)実用条件下における継続使用に伴う洗液性能の変化

著者 (3件)： 藤沢由美子 (三菱電機) ,  林雅子 (三菱電機) ,  矢部章彦 (三菱電機)
資料名： 繊維製品消費科学  (Journal of the Japan Research Association for Textile End-Uses)
巻： 6  号： 1  ページ： 23-28  発行年： 1964年 
JST資料番号： G0575A  ISSN： 0037-2072  CODEN： SESKB9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 家庭的規模の洗たくでNa-ABSを主剤とする洗剤溶液の疲労度を洗浄効率,洗液の特性の変化および再汚せん率などの測定によって検討.洗剤溶液の疲労度は洗浄効率,起泡力,洗剤活性分,pHなどの減少および比表面張力,濁度などの増大となって表れるが,洗剤活性分の消失しない限りその洗液での洗浄効率は水洗浄より大きい.しかし実用的耐用限界は洗液汚濁による繊維再汚せんに問題がある.この点でもめんはほとんど問題がないが,テトロン,ナイロンの如き再汚せん性の大きい繊維では繰り返し使用は不可能と考えられる.従って実際の洗たくでは再汚せん性の著しい合成繊維類の汚れの少いものを先に洗たくして,汚れの甚だしいものや木綿類を後に洗たくすれば,同じ洗液で少くとも5回位は繰り返し洗たく出来る.

タイトルに関連する用語 (4件)： 洗剤 ,  溶液 ,  疲労度 ,  継続