抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京都大森保健所管内において,昭和40年10月より翌年3月までに3歳児検診に来所の1,670名(来所率96.4%)を対象に,保護者に対しアンケート調査を実施し得た1,138名分の資料を基に,予防接種計画に関連の諸条件を検討.予防接種実施率は母親の学歴が高く認識ある場合が高く,特に任意予防接種において顕著.一方,母親の年齢,職業の有無,子供の数は予防接種実施に差をみなかった.強制実施を望むものが圧倒的で特に学歴,認識ある者にその傾向が大であった.個別通知が周知方法としては最有効であった.一見良好に見える定期予防接種も,百日咳,ジフテリア混合の完了老はかなり少なく,回数を重ねる予防接種について接種方法に検討の必要を認めた.また予防接種についての話を中心とした一般開業医とのふれ合いは現在のところ少ないとの結果であった:参30