抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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α-ピネンのオキソ化による環状アルコール(I)の生成反応において,ジコバルトオクタカルボニルを触媒として使用し,150~160°Cで反応させた場合に最も良い収率で(I)が得られたそれより低い反応温度では,かえって副反応生成物であるエステルの生成が多くなり,Iの収率は減少した.生成したIはα-ピネンカルビノールー1およびα-ピネンカルビノールー2あるいは-3,の第一級アルコールで.とくに生成分は,これまでのオキソ化生成物に対する定説とは異なり,第四級炭素にカルビノール基が付加したもので,これはα-ビネンの四員環およびそれにつこいた2個のメチル基の立体障害に起因して生成したものと考察.