文献
J-GLOBAL ID:201602018149757671   整理番号:71A0376001

腸炎ビブリオの菌体可溶性画分から得た抗原

著者 (4件):
資料名:
号: 33  ページ: 101-103  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0957A  ISSN: 0385-9371  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腸炎ビブリオA-55株の菌体可溶性画分から精製した抗原C-1とC-2はともにその紫外部吸収曲線と熱あるいはたんぱく質分解酵素処理による挙動から,易熱性の主としてたんぱく質からなる抗原であることが推測された.次に純化した抗原C-1,C-2とその特異血清を川いて明らかにした各種菌株における分布像の解析から,C-1はVibrio parahaemolyticusとその類縁菌Vibrio alginolyticusにのみ存在し,これらの菌種問に特異性をもつことが推定された.C-2は試供したビブリオ61株のすべてに存在しビフリオ以外の菌ではビブリオとの関連が問題になっている2株を除いた残りの31株全部に認められなかった.このことはC-2がビブリオ属の菌種間にかなりの特異性を持って存在していることを示しビブリオ特異抗原としての可能性を持つ抗原といえる.
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る